公益財団法人豊島修練会は、1館2荘を経営し公益目的事業を推進しています。

理事長ご挨拶

私ども公益財団法人豊島修練会は、「1館2荘」を経営し、公益目的事業を推進しています。
 1館とは「成美教育文化会館」で、東久留米地域の方々はもとより広く周辺の地域の多くの方にもご利用いただいています。ここでは利用者自らが教育・文化・福祉の向上を図り、心の豊かさ・潤い・自己実現・充実感などを味わい深めていかれるように、私どもがさまざまな支援・協力をしています。利用者の方々が清潔で明るく落ち着いた環境で活動し、これらを通して地域社会の健全な発展に寄与できるように、私どもは日々応援しています。
  2荘とは、千葉県勝浦市鵜原にある海の「至楽荘」と長野県茅野市宮川にある山の「一宇荘」です。大自然に恵まれた2荘は、学寮として園児から小・中・高・大学生まで利用いただいています。利用者は2荘での宿泊生活を通して心身の鍛練・野外活動・体験学習を行い、ねばり強さ・強い意志・協調性などを培うのに役立てていますが、私どもは十分な成果をあげられるように支援・協力を行っています。
 なお学寮ではありますが、一般の方々の小グループでの研修・絵画制作・野外活動・自然観察、サークル活動などの活動にもご利用いただいています。

公益財団法人豊島修練会とは

豊島師範学校(現東京学芸大学の前身の一つ)は、海・田畑・山に、至楽荘(1934年:鵜原)・成美荘(1936年(昭和11年):東久留米)・一宇荘(1939年(昭和14年:箱根)を築き、大自然の中で児童・生徒の心身の鍛練を行おうとしました。そしてそれらの施設を安定的に維持・管理していくために、1942年(昭和17年)、文部大臣の認可を受け財団法人豊島修練会が発足しました。その後、成美荘は大学の管理となりましたが、農場の跡地の一角に1967年(昭和42年)成美教育文化会館が建設されました。後、1997年(平成9年)新会館に改築され、現在に至っています。残る二荘のうち、一宇荘は1968年(昭和43年)箱根から茅野に移転し、至楽荘とともに、多くの児童・生徒・学生・一般の方々に利用されています。
 豊島修練会は、2012年(平成24年)4月1日付で内閣府より認定を受け公益財団法人となりました。法人の事務所は「成美教育文化会館」内にあります。

公開資料

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